九州大学 教育改革推進本部

本部長挨拶



九州大学は、平成23年の創立100周年を機に「九大百年 躍進百大」をスローガンとして、全ての分野で世界大学ランキング100位以内に躍進することを目標に、「自律的に改革を続け、教育の質を国際的に保証するとともに、常に未来の課題に挑戦する活力に満ちた最高水準の研究教育拠点となる」ことを基本理念として掲げて、研究、教育、社会貢献に取り組んでいます。


第3期中期目標期間を本学の次の100年を繋ぐ戦略期間として位置付け、機能強化に向けた改革構想の躍進を目指した「九州大学アクションプラン2015-2020」を策定し、伊都キャンパスへの統合移転による最先端研究教育環境を整備したグローバル・ハブ・キャンパスを完成させ、アジアの拠点大学として世界に誇ることができる世界第一級の研究・教育拠点を形成するとともに、最先端の医療を提供していきます。

本学では、過去20年にわたり全国に先駆け、教育モデルの構築に取り組んできました。特に、教育課程の再構築の中で、平成13年より21世紀を担う専門性の高いゼネラリストの育成を目指す教育プログラムとして「21世紀プログラム」を開始し、国立大学において初めてAO入試を本格的に導入するとともに、「学府・研究院制度」を活用し、専門性を考慮して学生自らがカリキュラムをデザインする「学位プログラム」型教育システムを確立してきました。

また、平成23年より新たな初年次教育の組織として、学部入学から大学院までを一貫する「基幹教育」の概念に基づき、全学の教員再配置により「基幹教育院」を設置し、平成26年より全学部生が学ぶアクティブ・ラーニング型教育「基幹教育」を実践しています。近年では、学年暦の見直し(四学期制導入)、カリキュラムマップや科目ナンバリングの導入、ルーブリック評価の導入とともに、GPA2.0以上を卒業要件の目安に設定するなど、全学的な教育システム改革を集中的に実施しています。一方で、これらの教育改革の必要に応じて、その都度、社会的要請に対応できるよう新たな教育支援センター等を整備してきましたが、これらの教育支援センター等が、その機能やツールのみに役割が限定されていました。

そこで、九州大学アクションプラン2015-2020に掲げる主要施策の一つとして、教育課程の改善や教育方法の向上、高大接続・入試改革など、全学的な教育改革を組織として推進するため、学内に分散する複数の教育支援センター等を再編成し、教育の質向上を目指す司令塔組織「教育改革推進本部」を新設し、学部から大学院教育に至る体系性を持ったカリキュラムを構築するとともに、教育の質を保証しグローバル人材の育成に取り組むなど、本学が掲げたミッションを遂行していきます。