プログラム(次第) (Program) |
学修成果に基づく教育の質保証を目指す高等教育政策が推進されるようになって、日本では10年余りが経とうとしています。中教育審議会「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」に示された「学修者本位の教育」への転換の方向性に沿って、現在、大学分科会では「出口の質保証」の在り方が議論されています。各大学では、3つのポリシーに基づく教学マネジメントを推進する要として、学修成果の可視化に関する試行錯誤が本格化しています。こうした改革には、大学の側に多大なエフォートを求めますが、その成果として、大学はどのように変わるのでしょうか。 欧州では、欧州高等教育圏の確立を目指すボローニャ・プロセス(1999年~)を実質化する方法論として、学修成果に基づく教育プログラムの設計・実施・評価・改善を推進する Tuning(2000年~)が手がけられてきました。日本より一足早く改革に着手した欧州の取組から、日本は何を学ぶことができるでしょうか。 Tuning CALOHEE (Measuring and Comparing Achievement of Higher Education Learning Outcomes in Europe)は、欧州委員会補助金によって推進されている、学修成果アセスメント・ツール開発(歴史学、物理学、土木工学、看護学、教育学)の取組です。歴史学分野のメンバーとして取組に尽力してこられたヤニー・デ・ヨング先生(フローニンゲン大学)を招いて、欧州の経験についてお伺いし、意見交換を行うための公開研究会を下記の通り開催いたしますので、お集まり下さいますようご案内申し上げます。 ●日時:2023年1月28日(土)9:00~12:00 ●申込締切:2023年1月28日(土)9:00 ※締め切りを延長しました。 ●開催方法:ZOOM(ハイブリッド・同時通訳付き) ※ お申込みの際に入力いただいたメールアドレスに、当日の参加URLをお送りいたします。 くれぐれも誤入力の無いようご注意ください。1月26日 (木)15:00までに届かない場合は問合せ先メールアドレスにご連絡ください。 主催: • 科学研究費補助金「学修成果アセスメント・ツールの活用を通した学習システム・パラダイムへの転換」(基盤 研究B(一般)18H01033)研究代表者:深堀聰子 共催: • 九州大学EUセンター(ジャン・モネCoE九州) 《プログラム》(同時通訳付き) ▶開会挨拶・趣旨説明 • 深堀聰子(九州大学教育改革推進本部) ▶基調講演:日本の高等教育政策の動向 30分 • 髙橋浩太朗(文部科学省高等教育局高等教育企画課高等教育政策室 課長補佐) ▶欧州の高等教育政策の動向とTuning CALOHEEの取組 60分 • Janny de Jong, Professor, University of Groningen. ▶学修成果の可視化の取組を通して、大学はどう変わるのか、変わらないのか • 2022年2月23日シンポジウムの概要・取組の進捗 • ディカッション ▶閉会挨拶 • 深堀聰子(九州大学教育改革推進本部) ==下記、関連URL== ◇外国講師については下記URLをご覧ください。≪URL1≫ ◇本公開研究会は、昨年度のシンポジウムの成果をふまえたものです。ご参考までにご笑覧ください。≪URL2≫ |
会場 (Venue) |
オンライン(ZOOM)※ (同時通訳つき) ※ お申込みの際に入力いただいたメールアドレスに、当日の参加URLをお送りいたします。 |
問合せ先部署:担当者 (Contact) |
九州大学 教育改革推進本部 国際シンポジウム担当者 |
連絡先電話番号 (Telephone) |
092-802-5885 |
メールアドレス (E-Mail Address) |
innovation@ueii.kyushu-u.ac.jp |
添付ファイル (Attachment) |
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関連URL (URL) |
URL1 https://www.rug.nl/staff/janny.de.jong/?lang=en URL2 https://archive.iii.kyushu-u.ac.jp/public/fooXwgmJr6I8iKUQ1Q3E08QsaxYn1TY6kLW6UPDw8X4j |