プログラム(次第) (Program) |
高等教育国際シンポジウム「ウィズコロナ時代に高等教育は何を保証するのか」開催案内 COVID-19による対面での授業・研究等の制限の中で、世界中の高等教育機関や教員は、学 習者中心の教育を提供し、その質を保証するために、より創造的な取組を余儀なくされてき ました。 一方で、コロナ禍を通して、世界がオンラインでつながる技術を身につけられるようになった ことは、学術の発展にとって、大きな収穫だったと言えるでしょう。 この強みを活かして、このたび、米国、日本、欧州における学修成果に基づく高等教育の 質保証の動向を理論や実践の場で牽引してこられた方々をお招きして、ウィズコロナ時代に おける高等教育に関する国際シンポジウムを開催いたします。 学習者中心の教育に関心と情熱を持つ米国、日本、欧州の仲間が一堂に会するオンライン シンポジウムにぜひご参加ください。 ● 日時:2022年2月23日(水・祝)9:00~18:30 第1部【カリキュラムとアセスメント】 9:10~12:00 第2部【日本における教学マネジメントと質保証】 14:00~15:30 第3部【Tuning/参照基準】 16:00~18:30 ● 実施方法:Zoomウェビナー(同時通訳つき) ● 主催:科学研究費補助金「学修成果アセスメント・ツールの活用を通した学習システ ム・パラダイムへの転換」(基盤研究B(一般)18H01033)研究代表者:深堀聰子/大 学教育学会課題研究「学修成果アセスメント・ツール活用支援を通したエキスパート・ ジャッジメントの涵養と大学組織の変容」代表者:深堀聰子 ● 共催: 科学研究費補助金「分野固有性と汎用性の関係に着目した知識・能力(スキル)の 形成と評価」(基盤研究B(一般)18H00975)研究代表者:松下佳代 科学研究費補助金「第三段階教育における往還的コンピテンシー形成と学位・資格 枠組みの研究」(基盤研究A(一般))研究代表者:吉本圭一 ● 後援:日本工学会科学技術人材育成コンソーシアム、大学教育学会(JACUE)(依頼中) ● 申し込み方法:九州大学FDポータルから参加申し込みした方に後日参加登録URLをお送り致します。 ● 締切:2022年2月20日(日) ● 参加費:無料 ● プログラム 開会挨拶:松下佳代(JACUE副会長・科研メンバー・共催科研研究代表者) 5分 趣旨説明:深堀聰子(JACUE課題研究・主催科研研究代表者) 5分 第1部【カリキュラムとアセスメント】9:10~12:00 司会:深堀聰子 1. 米国歴史学会におけるTuningの取組-コロナ禍後の高等教育への示唆(James Grossman) 2. Tuningにおける心の習慣と実践(Daniel McInerney) 3. アセスメント-コロナ禍後の高等教育への示唆(Natasha Jankowski) 4. アセスメントを改善につなげるー成果と課題(Keston Fulcher) 5. 日本の大学における教学マネジメントと学修成果の可視化ー関西国際大学の事例(濱名篤) 6. 科目とプログラムをつなぐカリキュラムと評価―PEPAの理論と新潟大学の事例― (松下佳代、小野和宏、斎藤有吾) 7. 学修成果アセスメント・ツール活用支援を通したエキスパート・ジャッジメントの涵養 と大学組織の変容 7-1. 研究の枠組みとエキスパート・ジャッジメント尺度開発(深堀聰子・畑野快・長沼祥太郎) 7-2. 理工系総合大学での実践的研究―PEPAとPBLを中心に―(伊藤通子・松下佳代・斎藤有吾) 7-3. Tuningテスト問題バンクの教学マネジメントへの活用―九州大学における試行 (中島英博・深堀聰子) 8. 質疑応答とディスカッション 第2部【日本における教学マネジメントと質保証】14:00~15:30 司会:田中一孝 9. 米国から日本への示唆-(佐藤万知) 10. 日本の大学における教学マネジメントの取組1(仮題)(立石慎治) 11. 日本の大学における教学マネジメントの取組2(仮題)(増田貴宏) 12. 日本の大学における教学マネジメントの取組3(仮題)(榊原暢久) 13. 日本の大学における教学マネジメントの取組4(仮題)(関沢和泉) 14. 質疑応答とディスカッション 第3部【Tuning/参照基準】16:00~18:30 司会:松下佳代 15. 2022年の欧州高等教育圏 : 結束力の強化に向けて-近年の動向と展望(Robert Wagenaar) 16. Tuning 2.0: 学修者本位の高等教育の実践をミクロおよびメゾレベルで推進するー高等教育 プログラムの文化と教員の考え方を変える(Maria Yarosh) 17. CALOHEEプロジェクトにおける土木工学分野のコンピテンス枠組みの構築(Alfredo Soeiro) 18. エンジニアとして身につけることが期待されている知識・能力に関する国際協定ー国際 エンジニアリング連合の取組(岸本喜久雄、深堀聰子、山本誠、小尾晋之助) 19. 国立教育政策研究所Tuningテスト問題バンクー工学分野における学修目標達成度評価の 取組(深堀聰子、岸本喜久雄、山本誠、小尾晋之助、斎藤有吾) 20. Tuningテスト問題バンクにおける技術者倫理問題の開発について(田中一孝、酒井健太郎) 21. 日本学術会議の大学教育の分野別質保証のための参照基準について(北原和夫、廣田英樹、白川優治) 22. 第三段階教育における学修成果とNQFへのアプローチー学術と職業との往還(吉本圭一、江藤智佐子) 23. 質疑応答とディスカッション 閉会挨拶:吉本圭一(共催科研研究代表者) |
会場 (Venue) |
オンライン(Zoom ウェビナー) ※2月22日 13:00までにメール送信にて参加登録用URLをお送りいたします。 |
問合せ先部署:担当者 (Contact) |
九州大学 教育改革推進本部 国際シンポジウム担当者 |
連絡先電話番号 (Telephone) |
092-802-5885 |
メールアドレス (E-Mail Address) |
innovation@ueii.kyushu-u.ac.jp |
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